MENU

インドネシア旅行に必須!実際に使って分かった現地SIMカードの使用感と注意事項!スマホ持ち込み時の関税額の計算を詳しく解説

本記事は、2023年3月現在のものです。内容が変更される可能性がありますので、ご了承ください。

目次

インドネシアで現地SIMカードを使う注意点

海外旅行時には、日本の通信事業者のローミングサービスを利用すると高額になる場合があるため、現地の通信事業者のSIMカードを購入して利用することがおすすめです。

そこで海外旅行前に、現地のプリペイドSIMカードをAmazonなどで購入しておくことが一般的ですが、インドネシアでは注意が必要です。

現地のSIMカードを使用する場合には、IMEI登録が必要となります。
そのため、事前に購入しておくことができず現地の店舗で、SIMカードの購入と同時に各スマートフォンに割り当てられているIMEIの番号を登録する流れになります。

しかし、2020年4月からは外国からのスマートフォンの持ち込みについて、一人あたり2台までのIMEIの登録制限が設けられています。

また、インドネシアに90日以上滞在しする場合にはスマートフォンの定価を元に関税の支払いが必要です。

関税額は、一人当たりスマートフォンの金額が$500以下であれば支払いの必要はありませんが、最近のスマートフォンは14,5万円と高額なものが多いため注意が必要です。

90日以上の滞在&現地SIM使用は、関税対象

関税額の計算

関税額の計算方法は以下の通りです。
参考(外部):バリ島移住物語, 関税額の計算方法

vivo X90 Pro+を定価で買って持ち込んだ時の関税額を計算してみました。
vivo X90 Pro+の価格は6499元 = 約13万円 = 1000ドルだとします。
為替レートは日々変わりますので、持ち込み日によって関税額が変わる場合があります。

商品本体価格=$1000
関税商品価格(NP)=$1000-$500(免税額)=$500
2台持ち込む場合は2台の合計の本体価格から$500を引いた金額になります。

輸入関税(BM)=NP×10%=$50
輸入額(NI)=NP+BM=$550

付加価値税(PPN)=NI×10%=$55
所得税(PPH)
  NPWPがある場合=NI×10%=$55
  NPWPがない場合=NI×20%=$110

支払い関税額=輸入関税(BM)+付加価値税(PPN)+所得税(PPH)
  NPWPがある場合=$50+$55+$55=$160=20,800円
  NPWPがない場合=$50+$55+$110=$215=27,950円

※$×130→¥

私の最近の布陣である、vivo X90 Pro+とAQUOS R7の2台を持ち込むとすると約4,5万円もかかってしまいます。

現地のSIMカードを使って90日以上滞在する予定がある場合は、関税額を支払う必要があります。
支払わない場合、現地のSIMカードで通信が利用できなくなってしまうので、注意が必要です。

滞在期間が90日未満の短期旅行者は

冒頭述べた通り短期滞在者であっても、現地の通信事業者のSIMカードを使用する際にはIMEI登録が必須となります。

そのため、インドネシアの通信事業者のSIMカードは滞在期間に関係なく、事前にAmazonなどでの購入はできません

販売場所は空港内や街中にありますが、街中のローカル店では英語が通じない場合があるため、空港内で到着後すぐに購入することをおすすめします。

購入したSIMカード

通信事業者名は「3」。正直、大手なのか何なのか分からず空港でおすすめされるがまま購入しました。

値段は、20GB/30日 Rp,270k 約2000円でした。サクッと購入し何か書類を書くこともなく3分程度で開通することができました。

電話番号は、SIMカードが入っているパッケージに記載されていましたがホテルに電話しようと掛けたところ繋がりませんでした。
データ通信専用SIMカードのようです。

宿泊先で、電話番号を聞かれることが多く繋がらない番号を書いていたことになります。。

今回の旅行で、ジャカルタ(購入場所)→ジョグジャカルタ→スラバヤ→バリ島へ行きましたが長距離電車の車内含めどこでも通信は速度含めて問題なかったです。※ありました(原因不明,後述)

基本的に、4G⁺の表示でジャカルタの極一部とバリ島のデンパサール空港で5Gを掴みましたが速度は変わりませんでした。

速度チェックでは、常に30~80Mbpsと全く速度に不満は持ちませんでした。

レイテンシは高く(遅延時間)、ゲームは不向きです。
原神は応答が遅く、攻撃してもダメージが反映されるのにかなり時間がかかったり、再接続によくなり快適にはプレイできませんでした。

注意点①:原因不明・突如通信不可に

上記の通り、基本的には問題なく通信することができましたが突如通信ができなくなる事案が発生してしまいました。

当時の私のツイートです。かなり、焦りました。

スラバヤ駅に到着した際に、同じ電車だったオランダ人が「4Gの電波が立っているが、通信できなくなった」と相談されデザリングをして助けてあげました。

その後、タクシーでホテルに向かっている道中、私のスマートフォンも助けたオランダ人同様に4Gが立っているにも関わらず通信ができなくなってしまいました。(オランダ人の原因と同様かは不明)

偶然にも、タクシーを呼んだ後で、その日の予定がチェックインと夕食のみ、さらにWiFi付きのホテルだったため、問題はなかったです。

翌日は朝の飛行機でスラバヤのジュアンダ国際空港からバリ島へのフライトがあり、バリ島に到着してから再度SIMカードを購入することを計画しました。

また、ショートメッセージには「毎月の割り当てが使い果たせれました」と案内が来て20GBを購入したにも関わらず、8GBで通信できなくなってしまった為、下記のツイートのように騙されたか間違えたか不安になっていました。

インドネシアではフリーWiFiが少なく、お店ごとにありますがログインを求められ毎回パスワードを店員さんに聞く必要があります。

その後、問題なくバリ島へ行くことができました。

SIMカードの買い替えを計画していましたが、何故かバリ島へ入ったら通信することができ、そのまま使用することにしました。

バリ島では約4日間、問題なく通信することができていましたが帰国する最終日にまた同様の事案が発生して通信することができなくなってしまいました。

今回の旅行では、切れ目切れ目の丁度良いタイミングで問題が発生していた為、特に大きな問題は起きませんでしたがタイミングが悪いとかなり危なかったです。

SIMカードを購入する際は、連続して使用できる通信量を聞いておくのも大事かもしれません。

注意点②:SIMカードによる過大なバッテリー消費

SIMカードによるバッテリー消費が大きすぎると聞いても、何のことか分かりません。

しかし、上記のSIMカードが原因でスマートフォンのバッテリー消費が余分に行われていました。

今回、SIMカードを挿入し使用していたスマートフォンは「vivo X90 Pro+」という海外のスマートフォンで、SIMカードの通信事業者が「3」という会社です。

この組み合わせの相性が悪かった影響なのかは分かりませんが、注意点として頭に入れておくべき事象があります。

インドネシアに到着後、スマートフォンのバッテリー持ちが異常に悪くなった為、原因を探りました。

当初は、アップデートの影響でバッテリー持ちが悪くなったと思っていましたが寝ている間も約2,30%減っている異常事態に。

右の画像の、22時から9時まではスマートフォンを触っていないにも関わらず、グラフ縦軸の1升分25%バッテリーが減っていることが分かります。

普段使いのバッテリー持ちも、日本で使用した際は10%ほどしか減らない使用量で50%減っている体感でした。

バッテリー消費の原因

寝ている間のバッテリー消費の詳細を表示させたところ、Phone serviceという謎のシステムによりバッテリーが大量消費されていました。

これは、バックグラウンドで行われた処理を示している為、何らかのアプリケーションによる消費ではなくスマートフォンの待ち受けなどが原因かと思われます。

改善案・対策は

もし、スマートフォンの設定で上記のPhone serviceを強制停止することができれば、停止することができますが私のスマートフォンでは方法が分かりませんでした。

インドネシアのSIMカードを使用せず、日本で使用しているSIMカードをそのまま使うのも一つの手です。

しかし、通信事業者によっては国際ローミングが別料金の場合が多く、値段が高くなってしまいます。

急速充電によりバッテリー消費をカバー

最近のスマートフォンは、僅か20分でフル充電が可能な機種も販売されておりますが、一般的なスマートフォンはフル充電するのに1時間以上かかってしまうものが大半です。

しかし、ACアダプターを変えるだけで少しでも充電速度を上げることができます。

インドネシアでは、一般的な飲食店や駅、ショッピングモールなどではACアダプターを挿す充電スポットがいたるところにあり、今回の旅行でモバイルバッテリーより小型のACアダプターを持っていた方が便利でした。

インドネシアでは、日本とコンセントの電圧が違う為、海外対応のACアダプターではないとスマートフォンが故障してしまう恐れがあります。

大容量モバイルバッテリーを使用

常時持ち歩くことを考えて、薄型のモバイルバッテリーがおすすめです。

まとめ

・90日未満の滞在は、スマートフォンに掛かる関税は不要

・通信できなくなるのは、怖い

・何もしなくてもバッテリーを大量消費される場合がある

・インドネシア国内では、飲食店・観光地に無料で使えるコンセントが多くある

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次