【経済の入門書の前に】父が娘に語る経済の話(著:ヤニス・バルファキス)

僕は今まで、経済に関する本を何度か読んできました。

しんた
しんた
理論はわかったけど、本に書いてあることが、世の中で現実に起きていることなんだろうか?というのがいつもの感想でした。

この本を読むと、物語を読むように、経済の長い歴史を、一冊でなんとなく理解することができます。

「なんとなくなんかでいいの?」と思ったかもしれません。

が、この本を読んで、経済とはこういうモノなんだ、と知っておくと、他の経済の入門書がすんなり理解できると思います。

経済について、はじめの一歩を学びたい方はぜひ読んでみてください。

ちなみに著者の方は、ギリシャの財務大臣だった方。

「父が娘に語る経済の話」をおすすめしたい人
  • 今まで経済とかを気にせず、普通に働いて給料を稼いできたけど、少しずつ将来に不安を感じ始めた会社員
  • ちょっと経済というものに興味はあるけど、学んだことがない人

どうしてこの本がオススメなのか

「世界がもし100人の村だったら」という本を知っているでしょうか。

こういう人たちがいる、ということがわかっていても、世界が大きすぎて、そういう人がどれくらいの規模なのか、なかなか想像がつかないですよね。

そういう人に向けて、世界を100人という規模にしたときに、色々な人たちがどれくらいいるのかを想像しやすくしてくれる本です。

しんた
しんた
難しいことを難しいまま理解することが大切なこともありますが、全体をざっくり知るのも大切なので、ぜひ読んでみてください!

どんなことにも歴史はあって、歴史を追うとわかりやすい

どんなことに歴史はありますよね。

この日本という国もそうだし、僕にも、このブログにも歴史はあります。

そして、経済にも歴史があります。

複雑なものも、最初はシンプルで、段々と複雑になってきているのです。

だからこそ、経済は難しい。そう感じるのかも知れません。

この本では、そんな経済の歴史を、語り口調で丁寧に教えてくれます。

しんた
しんた
歴史が苦手な人も、本のタイトルの通り、自分の親からの手紙だと思って読んでみるといいかもしれません。

物語の話を織り交ぜながら、諭される懐かしさ

この本では、経済の歴史が変わっていく瞬間の人々の心情を神話になぞらえて表現しています。

まるで、昔話が集まった絵本を読んでいるときのような気持ちになります。

だから、あっという間に読めてしまうんです。

そして、気になったところ、もう少し読みたいところを繰り返して読んでみる。

そんな読み方ができる本だと思います。

僕が印象に残っている一節がこちら。

メフィストフェレスはフォースタス博士に近づき、とても魅力的な提案をする。
フォースタス博士に、これから24年にわたって絶対的な能力と際限のない悦楽を与えると約束するのだ。
そのかわりに、期限がきたらメフィストフェレスに魂を渡さなければならない。

本を読む前に、フォースタス博士と同じ提案をされたらどうするだろうか?

そんなことを考えながら、僕は物語を楽しむように、この本を読んでしまいました。

なぜ本の内容の紹介をしないのか

答えは、要約ができないくらい読みやすく、要約するとエッセンスがこぼれ落ちてしまいそうだからです。

それくらい、この本は洗練されていて、大事なことを読みやすく書いてくれているんです。

しんた
しんた
もちろん、私の書評力が低いのはありますが…

もっとこの本を読み込んで、また感じたこと、考えたことを追記していきたいと思います!

絵本みたいに、何度も繰り返し読んでいきたい書籍でした。

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